見頃を迎える巾着田のヒガンバナ(彼岸花)とコスモス
埼玉県日高市の巾着田曼珠沙華公園へ行った。
高麗川が大きく曲がっている形が巾着に似ていることから、巾着田と呼ばれ、秋は、ヒガンバナを見に沢山の行楽客が訪れる。昨年の今時分は、ヒガンバナの見頃の終わりだったが、今年は開花が遅く事前情報ではまだ3分咲きだった。
小雨がぱらつくうえに平日の午前9時ということもあり、人出は少なく、彼岸花の群生をゆっくり楽しむことができた。これほど広大なヒガンバナの群生は初めてだ。
お昼、雨も降ったが、晴れ間ものぞいた短い間に、一気に開花が進んだ。5分くらい咲いたのではないだろうか。
花もつぼみも両方目立つが、つぼみでも、束になって地面から垂直に伸びる様子は勢いがあって清々しい。満開を迎えしおれた黒い花が目立ち始めるよりは今の様子の方が私は好きだ。
本日巾着田で見れた名前のわかった動植物
- ヒガンバナ(彼岸花)
- コスモス
- ソバ
- コムラサキ(小紫)
- ツルボ
- タンポポ
- アメリカシロヒトリ
黒い体に、白い長い毛を持つ毛虫。桜の葉を食べつくし、かなり大きい。トケン類のホトトギスやツツドリの好物 - ナガコガネグモ
腹部に黄色と黒の細かい縞がある。ジグザグの太い糸は「かくれ帯」といわれ、天敵の目から身を隠すため。威嚇。補強など諸説ある。専門用語では「白帯」といわれる - ジョロウグモ
- ハグロトンボ
オスの腹部は金緑色。メスは全身が黒い - アキアカネ
- ナツアカネ
- ツマグロヒョウモン オス
- ホシミスジ
- モンシロチョウ
- シジュウカラ
- モズ
見晴らしの良い枝に留まり、縄張りを誇示、または守るため、けたたましく鳴き、他のモズを牽制。飛び立ったかと思うと、コスモス畑を他のモズと並走して飛び回っていた - ヒヨドリ
見かけたうちの一羽は、幼鳥のようで親に甘えるような声で鳴いていた - メジロ
ヒヨドリと一緒にムクの実を啄んでいた - トビ
- ハシボソカラス
- 馬
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