三田巡朗のぐるっと廻って

事物(もの)を知らないまま大人になってしまった。自然と共に。

雨ニモマケズ オオスカシバの幼虫

大きな滴のついたオオスカシバの幼虫

大きな滴のついたオオスカシバの幼虫

厳しい残暑のためか、連日、夜中の通り雨が激しかったですが、今日は朝から本格的な雨。秋の長雨の到来ですね。これからは、雨が降る度に、気温が下がっていくことでしょう。夏の終わりを感じるのは、少し寂しいですが・・・。

さて、いつも通る道に、クチナシの木が葉をのぞかせている。ここにオオスカシバの幼虫がいることが先日からわかっていました。
木をざっと見渡すだけで5匹ほど確認できます。いつも葉をムシャムシャと食べていたのですが、さすがに、今日は雨もあり寒く感じるほど気温が下がっていたので、彼らがどうしているか気になっていました。

見てみると、じっとしている個体も多いのですが、彼らは逞しく、雨にもマケズ、風にもマケズ、寒さの夏もムシャムシャ食べて、立派な蛹になろうと頑張っていました。

私は、子供の頃、昆虫は濡れると死んじゃうと思っていて、なんで外にいて風雨に当っているのに、虫たちが死なないのかとても不思議に思っていましたが、軽い雨の日だって、蝶は飛んでいます。彼らの生をまっとうする上で、雨なんてなんのそのという感じなのかもしれません。

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