初めてライチョウに会った2
撮影には暗いが、今は夕方6時半を回っても辺りは夕日に照らされて明るいので散策を開始。残雪が夕日を反射しているためだろうか。
昼間のライチョウが、草地の奥で黙々とエサを食べていた。ねぐら入り前なのはわかるが、せかされるように食べているように見えた。
カヤクグリ達も賑やかに囀っていた。こちらも急ぐように囀っていてなぜこんなに賑やかなのか不思議だった。カヤクグリ達は、私の近くに平気で降りるが、食べるのに夢中で、素早く歩きながら進んでいく。ゆっくり動く私の1m先の杭の上に、バタバタと羽をばたつかせながらペアのカヤクグリが留まり、私をみて「しまった変なのがいる」という顔をして慌てて飛び去って行った。
数時間後、風が吹き荒れ、冷たい雨が翌日の昼まで続いた。
鳥たちはこの状況を見越していたのだろうか?
(7月4日 撮影)