宮崎学 自然の鉛筆 <IZU PHOTO MUSEUM(クレマチスの丘)>
14日(日)は、横浜でのミーティングをお昼に終え、せっかくここまで来たのだから、三島で本日まで開催している「宮崎学 自然の鉛筆」を一目見ようと、東海道線へ乗り込み、バスに乗り、クレマチスの丘にあるIZU PHOTO MUSEUMへ行った。
宮崎学の写真は良い。私の中にある普通の野鳥写真とも違う、自然のパノラマが広がるような絵が掛かっていた。私が特に心奪われたのは、四足の動物たち。そして、死して野生動物や虫たちのエサとなりながら朽ちて土に還っていくニホンシカの死体だった。ツキノワグマ、テン、ハクビシン、タヌキ、ウサギなどの4つ足の動物たちは、主に動物園で見るものと思っていた。実際、動物園で見ても良くわからないと感じていたのだが、写真に写しだされた彼らの姿と行動は、生に満ち溢れていた。対照的に、シカの死体は、その箇所だけがエネルギーが沈んでいるようだった。(ウジなど小さな生命が育つのだが。)
分かりやすく言えば、もののけ姫に出てくる神々(動物)たちの妙に生き生きとしたエネルギーが実写でそこにあるというとわかりやすいだろうか。
ありがとうの一日だった。
ミュージアムの周りには、スズメやシジュウカラの鳴き声にまざり、ウグイスの鳴き声が目立っていた。
車の案内の方へこの鳴き声は「ウグイスですか?」と訊ねると、クレマチスの丘の向こうは、もう山だからとのこと、シカや、コジュケイや、キジが道路を横断することも多いとのこと。
良いところだった。
関係ないけれど、三田巡朗 名刺サイズカードを作ろうと思う。