青いハチ、セイボウ(青蜂)。キョウチクトウの花上で光る
散策していると青いハチ・セイボウ(青蜂)(と思われる)に出会った。
始めは吸蜜するハエの種類かと思ったが、触覚の形状がハチに見え、青黒くメタリックに輝いていた。
ちょうどキョウチクトウの花のピンクとのコントラストが綺麗だったので数枚撮影した。
亜種なのか、天気のせいか、検索して見つかる写真ほどブルーの発色がよくないのが気になるところ。
(写真:2012年10月14日撮影)
セイボウについて調べてみても詳しい資料に行き当たらず、はっきりしない。
セイボウ 5~10mm、オオセイボウ 10~20mmという記述が見つかった。キョウチクトウの花の先で見かけたセイボウは10~12mmほどだろう。
キョウチクトウ:葉は、竹。花が桃に似ていることから名がついた。インド原産で江戸時代に日本に入った。
葉の形は、長楕円形で両端がとがっている。花は、白色は一重咲き、桃色は八重咲きが多い。適した花粉媒介者がなく、挿し木によって広まったので実が生ることはあまりない。
花、葉、枝、根、果実すべての部分と、周りの土壌に毒性があり、生木を燃した際の煙や腐葉土(1年間)にも毒性が残る。中毒例、死亡例があるため人、家畜の摂取は危険。
だが、乾燥や大気汚染に強く、街路樹や高速道路に植樹されていることが多い。