三田巡朗のぐるっと廻って

事物(もの)を知らないまま大人になってしまった。自然と共に。

桜の木にたかる赤と黒と白の不気味に光る虫 - ヨコヅナサシガメ

ゴールデンウィーク前、立派な桜の木のある神社で休みながら、樹形を楽しんでいた。
樹皮に何かいないかとぐるりと回ると、樹皮の溝に、赤、黒、白の不気味な虫が群れていた。気持ち悪かったが、樹液もないし、集団で飛来してきてここに集まる理由もわからないから、不思議だった。

・動きは遅い
・口の先端はストローのようになっている
・一匹の口の先端には、アブラムシのような小さい虫が刺さっていた(肉食)

gooを見たところ、「ヨコヅナサシガメ」だった。暖かくなるこの季節は、越冬した幼虫が出てきて成虫になる。その脱皮したばかりのところに出くわしたようだ。

・羽があるのは成虫
・赤いのが脱皮したばかりのサシガメの成虫
・成虫は、2~3日で黒くなる
・確認できなかったが、幼虫ではクモみたいな形をしているらしい。
・サシガメは、カメムシの仲間
・肉食で体液を吸う
・刺されると痛いらしい

(5月2日 撮影)

ヨコヅナサシガメ

ヨコヅナサシガメ

ヨコヅナサシガメ

ヨコヅナサシガメ

午後の日差し

午後の日差し

立派な桜の木

立派な桜の木


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