三田巡朗のぐるっと廻って

事物(もの)を知らないまま大人になってしまった。自然と共に。

スダジイとクスノキの見分け方

街を歩くと見かける樹木の代表が、スダジイとクスノキだと思う。
これまで、なかなか特徴を押さえられなかったが、季節に左右されずに見分けるには、葉をみるのがよいという結論に達した。
葉脈を見るとはっきりと違いがわかった。葉の裏の色味でもわかりそうだ。

スダジイとクスノキの葉(上面:表)

スダジイとクスノキの葉(上面:表)

クスノキの葉脈ははっきりしていてわかりやすい。

スダジイとクスノキの葉(下面:裏)

スダジイとクスノキの葉(下面:裏)

葉以外に、気づいたこと
【スダジイ】
・実 すっぽりと皮を被ったどんぐりで、細長い。
・若葉 赤みを帯びた葉
・樹皮は、荒れて割れた感じ

【クスノキ】
・実 パチンコ玉みたいな実が生る 緑色->黒紫色
・若葉 つややかな黄緑色
・樹皮は、スダジイに比べ揃って、上に向かって筋が入っている

クスノキの実 まだ青い 10月2日撮影

クスノキの実 まだ青い 10月2日撮影

追伸:先日、ツブラジイとまだ青いコナラのドングリを拾ってたが、うっかりストックバックにいれたまま、穴をあけるのを忘れてカビてしまった。ツブラジイの味見がしたかった。

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