三田巡朗のぐるっと廻って

事物(もの)を知らないまま大人になってしまった。自然と共に。

ヒマラヤスギの球果の種鱗(しゅりん)?

ヒマラヤスギ(ヒマラヤシーダー)の球果の種鱗(しゅりん)とはどの部分ですか?という質問を頂いた。

まず球果。
樹齢40~50年の木の地上から20メートル以上の高いところに実る。大きさは大人の握りこぶしくらいが目安。

ヒマラヤスギの球果

ヒマラヤスギの球果

球果(まつぼっくり)

球果(まつぼっくり)


球果のヒダの一つ一つが種鱗にあたる。写真では下の方が開いているのがわかるだろうか。
開いた種麟は、バラバラになって地上に落ちて行く。この時に、種鱗から翼の生えた種子が剥がれ風に乗って遠くに散らばるということになる。

私の持っている写真では残念ながら詳細を説明できない。
これについては、木々@岸和田ホームページでわかりやすく紹介されているのでご覧いただくとよいだろう。

それから、これはヒマラヤスギの雄花。下の方にも沢山咲いていて形がまつぼっくりににているが、球果ではなくこのまま下に落ちてしまう。大きさは人差し指程度。

ヒマラヤスギの雄花

ヒマラヤスギの雄花


関連記事:


Tagged as:

Leave a Response