ムクノキ、エノキ、ケヤキの木肌。 第90回 樹木観察会 (林試の森公園) #2
見にくいが、中心に二股?の雌しべがあり、四方に2つずつの雄しべがある。赤いのは額。吹くと、ぴーっと先端の袋が伸びる子供のおもちゃの笛の様だ。
寒さはまだまだ厳しいが、公園を歩いていると、春が近づいていることがわかる。冬が始まったばかりのような気がしているが早いものだ。
ムクノキの樹皮はメロン肌のような模様で、根は板根。
エノキの樹皮は象の足の様。触った感じもゴワゴワしている。
ケヤキの木肌は、ぼろぼろしているのもあるが、つるんとしているのもある。つるんとしたものは、イイギリと間違いやすい。
ケヤキとイイギリの見分け方
・上方の枝
ケヤキ:葉が小さいので枝が細い。全体的に放射状に延びる。
イイギリ:葉が大きいので枝が太い。ほうき状に上で広がり下に垂れる。
メタセコイヤの外観を覚えておく。雄花の中に見える実は、去年雌花がそこにあったことを表している。来年落ちる。