三田巡朗のぐるっと廻って

事物(もの)を知らないまま大人になってしまった。自然と共に。

ムクノキ、エノキ、ケヤキの木肌。 第90回 樹木観察会 (林試の森公園) #2

マンサクの花

マンサクの花

見にくいが、中心に二股?の雌しべがあり、四方に2つずつの雄しべがある。赤いのは額。吹くと、ぴーっと先端の袋が伸びる子供のおもちゃの笛の様だ。

芽吹くサクラの木

芽吹くサクラの木

寒さはまだまだ厳しいが、公園を歩いていると、春が近づいていることがわかる。冬が始まったばかりのような気がしているが早いものだ。

ムクノキ

ムクノキの板根

メロン肌のムクノキ

メロン肌のムクノキ

ムクノキの樹皮はメロン肌のような模様で、根は板根。

エノキの樹皮は象

エノキの樹皮は象の足の様

エノキの樹皮は象の足の様。触った感じもゴワゴワしている。

ケヤキの肌

ケヤキの肌

ケヤキの木肌は、ぼろぼろしているのもあるが、つるんとしているのもある。つるんとしたものは、イイギリと間違いやすい。

ケヤキとイイギリの見分け方
・上方の枝
 ケヤキ:葉が小さいので枝が細い。全体的に放射状に延びる。
 イイギリ:葉が大きいので枝が太い。ほうき状に上で広がり下に垂れる。

メタセコイヤ

メタセコイヤ

メタセコイヤの雄花

メタセコイヤの雄花

メタセコイヤの実(1年目)

メタセコイヤの実(1年目)

メタセコイヤの外観を覚えておく。雄花の中に見える実は、去年雌花がそこにあったことを表している。来年落ちる。

レバノンスギの落ちた雄花

レバノンスギの落ちた雄花

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