三田巡朗のぐるっと廻って

事物(もの)を知らないまま大人になってしまった。自然と共に。

フネツリソウへやってきたヒメクロホウジャク(国立科学博物館附属自然教育園)[訂正]

「フネツリソウへやってきたオオスカシバ」と題していたのですが、オオスカシバではなくヒメクロホウジャクとわかりましたので修正しています

自然教育園の水辺で、フネツリソウの花を見ていると、ちょうどヒメクロホウジャクが吸蜜にやってきた。胸部は鮮やかなうぐいす色ではなく、やや褐色気味で、体長も小柄だ。花には留まらずに、ホバリングしながら花から花へ移動していき、見えなくなった。わずか十数秒のこと。

ヒメクロホウジャクの口吻(こうふん)は、2cmほどで、それ以上大きな花からは吸蜜できない

ヒメクロホウジャクの口吻(こうふん)は、2cmほどで、それ以上大きな花からは吸蜜できない

一つの花で吸蜜する時間はわずか1~2秒ほど。船の先端に当るうずまき部には甘い蜜がある

一つの花で吸蜜する時間はわずか1~2秒ほど。船の先端に当るうずまき部には甘い蜜がある

釣舟草(ツリネソウ)

釣舟草(ツリフネソウ) 横から見ると花が帆掛船を吊り下げた形にみえる。東京都では準絶滅危惧

彼らは、私たちが撮りやすいようにサービスなんてしない。だから、カメラは楽しい。

ref: 国立科学博物館附属自然教育園
ツリフネソウ – Wikipedia

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