多摩川でさかなを釣ってみよう！（調布市多摩川自然情報館）
11月17日（土）に、調布市の多摩川自然情報館で主に小学生を対象に「多摩川でさかなを釣ってみよう！」というイベントが開催されたが、残念ながら悪天候のため屋内での生きもの学習となった。
風雨に加え、息でメガネが曇るほど、気温が下がったにも関わらず、シャツ一枚にジャンバーを羽織り、網や虫かご持参でやる気十分な子供たちを見ていると、こちらの方が温かくなってくる。冬が近づくにつれ、館内で飼育しているオイカワやウナギなどの変温動物は、水温低下の影響を受けて活動量が落ちるのだが、子供たちから与えられた釣りエサのミミズに群がり活発に食べていた。捕食シーンは、動物の本能が強く反映される瞬間だが、子供たちは各自それをについて思い、考え、発見し楽しんでいたようだ。自宅で生き物を飼っている子も多く、わが家の動物と比較している子たちも多かった。次回、同イベントが開催された折には、晴天の元、元気に竿を振るう子供たちを見てみたい。
イソシギ 頭と尾っぽをコチコチと上下に振っていた
