カラスの行水
涼しくなってきたこの頃だが、水場(目黒川)にカラスが水浴びにきた。鳥はきれい好き。
今夏の炎天下、電柱の脇でクローバーの観察をしていた私の頭上の変圧器(丸い筒状の装置)にカラスが留まり、羽の水切りをするものだから滝のようにボタボタと水が落ちてきたのを思い出す。
目黒川で水を被ってきたとは思うが、両岸コンクリートで固められて浅瀬はないし、浸かるような深いところでは水浴びしない。また、カワセミのように水にダイブするわけでもない。この川のどこで浴びたのか疑問だった。
鳥にも、行動圏や縄張りがあるとは思うが、動物が溜まれるポイントが少ない水場では、サバンナの中の水場のように、動物たちは休戦協定のするのだろうか。(多摩川等では、グループ間の距離に気を使っている様子が見られるが。)
カラスも周りを警戒しながらサッと浴びて、自分ちの庭のようにはしゃぐカモたちにも干渉しないで飛び去った。
エサも豊富にある時期だし、自分の持ち場に戻ったというところだろうか。
※電気は、火力、水力、原子力発電所から、超高圧変電所、第一変電所、第二変電所、配電用変電所、等を経て、徐々に電圧が下がっていき、変圧器で家庭用の100V規格の電気になる。電圧が高い方が抵抗がない。第一変電所から鉄道や大きな工場へ電気が送られる。ビル等にも小さな変電設備がある場合がある。