秋の光と水辺の自然。多摩川ウォーキングフェスタ 31km を楽しむ
10月25日。多摩川ウォーキングフェスタに参加した。
秋空というのか、秋晴れというのだろうか。穏やかな風が吹き、木や草花に横から暖かな日差しが差し込み、景色がキラキラと綺麗だから足がとまりがちな一日だった。
2014.10.25 撮影
昭和記念公園を縦断し、多摩川へ注ぐ「残堀川」沿いを通り、多摩川ウォーキングフェスタ 31kmコーススタート地点へ向かう。
カルガモやコイを見かける。
毎年あちこちで河岸整備の様子が見られるが、この景色は野鳥を見るものからすると、河のコースが変わったり洪水があったり変化の激しい河原で根付いた林をあっさり切り開いている図として映ってしまう。本来水辺から土手の上まで様々な植生が存在するもの。人の手が入らない場所を積極的に残し、人のほうで気をつけながら暮らすというふうになる方が、細かい不便はあっても全体として素敵だなと思う。
しかしながらこうしてアップしている写真は、過去から現在までの社会システムによって人口物を置いたり人が手入れすることで全て出来ている景色。何もしなかったらやはり、河原は荒れ、河川も詰まったりすることもあるだろう。
鷹の目、虫の目、魚の眼。もう人の目を優先しなくてもいいのではないだろうかと思う。自然と人工物が混じる景色であっても、私達が感動しているのは、まさに自然による部分だろうから。
お世話になっている多摩川の自然を紹介している調布市多摩川自然情報館(2階)
ここで声をかけてくれたおじちゃん(もう私もおっさんだけど)とゴールまで一緒し、ビールと唐揚げで乾杯した!
話しながらのウォーキングはとてもリラックスでき楽しかった。