調布里山探検隊(ちょうふ環境市民会議)
先月の6月23日に、調布市と調布環境市民会議が開催した「調布里山探検隊」に参加して、武蔵野に残る貴重な里山を歩いた。
コースは、国領駅から野川、佐須用水を経て、通称カニ山と呼ばれる国分寺崖線の麓(ふもと)に湧く湧水の源泉まで。特徴や歴史などディープな解説を聞きながらゆっくり約2時間かけて歩いた。距離にすると2~3km程度なので子供から大人まで気軽に楽しみやすく、その後、深大寺へ抜けてお蕎麦を食べるてバスで調布駅戻るというのがおススメだ!
カニ山周辺は谷戸を形成している。カニ山の谷に水が湧き、そこから多摩川に向かって扇状に水田が広がる地形のことで、先祖が田んぼを最初に作ったのは谷戸のような地形が多く、佐須の歴史も長い。現在水量の関係で田んぼにできないところは、畑になっているが、カルガモ、アメンボ、カワニナなどが住み、水源の近くにはホタルもいると言う。
ちょうふ環境市民会議で発行している「ちょうふの自然だより 2013年7月 2世紀19号」のカバーで歩きながら撮った写真を使って頂きました。[PDF]
この日の活動を後日、体験マップにまとめ、「調布市多摩川自然情報館」に掲載しています。ちょっと遠いけれど、調布と多摩川の自然について触れたり、学んだり、調べたりしたい方はご来館ください。