三田巡朗のぐるっと廻って

事物(もの)を知らないまま大人になってしまった。自然と共に。

近況 近所のスズメ

昨年は、植え込みや家の入口で数度見かけることができた巣立ったばかりの雛だが、今年はタイミングが合わずなかなか出会えない。
巣立ったばかりの雛は、たいして飛べず、逃げられず、ビービ―なきながら、羽ばたきながらあっちに留まりこっちに留まり、徐々に地面まで下りてきて(落ちてきて?)歩いたり飛んだりしていた。親は離れたところから見張っている。当時は、巣立ったのか、巣から落ちたのかわからず困惑したが、何度かみているとわかってくる。

最近は電柱を見上げると、雛を巣立ちさせようと親が巣の入り口からエサを渡す姿が目に付く。
また、とてもいきり立ったというか、興奮している声でなくので振り返ると見晴らし位のいい電線の上で後尾していたりする。
カメラを向けると、急いで立ち退き、安全な屋上から起こった形相で睨まれる。(「情事をのぞくなんて、なんてデリカシーのない!」と怒られたように感じる瞬間だ。)交尾中は無防備で周囲に神経質になっているだろうから無理もない。

こんなところに巣が

こんなところに巣が


昨年下で出会った雛はここから巣立ったところだったのだろう。

(6月27日 撮影)

ここの隙間が巣

ここの隙間が巣

エサを運んでくる親

エサを運んでくる親

巣のある電柱には一羽づつ見張りがいるイメージ

巣のある電柱には一羽づつ見張りがいるイメージ

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