三田巡朗のぐるっと廻って

事物(もの)を知らないまま大人になってしまった。自然と共に。

ジョウビタキ(メス)

夜机に向かっていると、体温が足から床へ逃げていくので、厚手のスリッパとユニクロのタイツを用意した。

昨年撮った写真を見返すが、どれもカメラのカの字も知らないのにマニュアルモードで撮っていたから、見られたものではない。それでも下手な鉄砲なんとやらで、ジョウビタキのメスを撮っていた。

撮ったのは、住宅地の街路樹だし、ヘルメット被ったオスもいた記憶がある。メスも風切り羽が写っている他の写真を見ると白い羽が混ざっているから、ジョウビタキで合っているだろう。

私のジョウビタキ メスのイメージは、一見澄まして見えるが、どこか飄々(ひょうひょう)として「私、知りませーん」とすっとぼけだしそうなしたたかさを秘めている表情だ。ジョウビタキのメスは気が強い。

ジョウビタキ メス

ジョウビタキ メス 2011年11月26日 調布市内にて

今年も会うのを楽しみにしている。

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