三田巡朗のぐるっと廻って

事物(もの)を知らないまま大人になってしまった。自然と共に。

訓練の季節

近所スズメたちについては、巣の中から親にエサをねだるヒナの囀りはほとんどなくなり、代わりに親が巣立ったヒナに教育をしている姿をよく見かける。どの鳥も概ねそうだろう。
見掛ける鳥が成長か幼鳥かは、体の特徴を知らなくても、グループを観察して、それぞれの個体がどんな役割をしているかでおおよその見当がつくだろう。
・(教育や安全確保という)目的を持って、子をひっぱっているのが親
・無駄な動きが多く、みんなで仲良くマネっこしたり、親にエサをねだったり、無駄にピーチクパーチクと鳴いているのが子

(7月13日 撮影)

近所の街路樹、ハナミズキ。
クルクルクルクル~と鳴きながら2羽のメジロがやってきて、私から2mのところの枝葉のなかを飛び回り、まだ青い実を咥えたりしていた。おいしいのか・・・。

メジロ

メジロ

メジロ

メジロ

メジロ

メジロ

多摩川まで出かけた。
・コアジサシ 2羽
・アオサギ 2羽
・コサギ 15羽くらい
・カルガモ 10羽以上の群れが2グループ(1グループは昼寝)と1つがい。
・ハクセキレイ 1羽
・カラス 1羽
・スズメ 3~4羽の親子のグループ多数。
・ドバト
夕方4時あたりから、鳥たちの動きが活発になり捕食をはじめた。

コサギ
もしかしたら2月に見たコサギのグループが繫殖したのかもしれないと思いながら眺めた。浅いところで素早いダッシュを繰り返しながらついばんでいたのは子供ではないだろうか。

コサギの群れ

コサギの群れ 涼しくなるまで休んでいた

カルガモ
赤い矢印が親で、左がオスで、右がメスだろう。特にオスの方は、いつでも首をたて周囲に気を配る。私とも何度も目が合った。去り際も一番外側を親が見張っていた。

カルガモ

カルガモ

カルガモ

カルガモ

カルガモ

カルガモ

この2羽は、繁殖できなかったのかもしれない。オスがメスの食事のペースに合わせうまくリードしていた

この2羽は、繁殖できなかったのかもしれない。オスがメスの食事のペースに合わせうまくリードしていた

カラス
今年巣立った幼鳥だ。口の中が赤く、クァーと甘えた声で鳴く。

スズメ
親はしっかり私を目視して動いている。子は親の後をついて歩き、羽をブルブル震わせて給餌のおねだり。足元のエサや好奇心にかられるものがあるとグループを離脱して、カラスムギにぶら下がったりしていた。とても賑やか。

ドバト
一年に何回繁殖しているのかよくわからない。。。上は、求愛中。このあと、メスは逃げるのだが、3度目でお返しをしたりとまんざらでもなさそう。下の黒いドバトは、この集団の中で一番活発だった。そのうのあたりを膨らませ、尾羽を開き、ほうきでざーっと履くように地面にこすり付け、ボゥボゥと鳴きながらメスに迫る。しかし、好かれていないようだった。言葉が通じるならメスに彼の何が気に入らないのか聞いてみたい。笑

ドバト

ドバト

ドバト

ドバト


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